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文化の日
今日は文化の日。

つまり文化的な事をしているべきです。


というわけでとっても久し振りな三題噺。

お題は「千円札」「白馬」「ロッカー」。

字数は638字らしいです。


――――――


「ありがとう!」
ひょこんとお辞儀をしてステージから捌けた。今日も盛況。
さっと着替えると、物販に行って売り子の子と代わる。
お礼を言いながら握手をして、千円札と引き換えにCDを渡す。
次のバンドが始まって、少し休憩。
次々と控室から出てくるメンバーと「お疲れー」なんて言いあって。


こんな毎日がずっと続けばいいと思う。
物心ついた時からライブハウスにいたような私にとって、
こんな生活は小さなころからの夢だった。
だからずっと他にロクな事もせずに、ただギターを弾いて歌ってきた。
私はロッカーだから。
良いメンバーにも巡り会えたし、
もう他に望む事なんてほとんどない。
あるとしたら、
私がロッカーになるよりもっと小さなころからの夢、というか憧れか。


大声で言うのは恥ずかしいけれど、私は白馬の王子様に憧れていた。
ただの憧れで、そんなのがいない事くらい、今は解ってる。
でも、にわかに諦めきれていない時期もあった。

高校の頃の先輩。
乙女なら誰しも一度くらいあるはず。
彼は確かに白馬には乗っていなかったけど、
私にとってのそれは十分に満たしていた。
結局彼にも想い人がいて、
結果的にその彼女と結ばれてしまったのだから、
私の初恋は空しく終わったのだけれど。


だけれどそれっきり。
それっきり私はそんなことに憧れる事は無くなったし、
恋人以上の間柄になるメンバーに出会ったのもそのころ。
それ以来私はその想い出を心に閉まって、
鍵なんか掛けちゃったりして、
ただギターを弾いて歌を歌う。
メンバーと一緒に。

何故なら私はロッカーだから。


―――――――



ええ、その通り。
ロッカーとロッカーをかけてます(日本語でおkw

つまんねーw


前よりも短かったね。



ちなみに午前中は
『夜は短し歩けよ乙女』
を読みました。


なかなかオモチロイものだったよ。
四畳半よりも読みやすいし。

次は何にしようか。
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[2009/11/03 14:22] | 三題噺 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
ぜんっぜん浮かばない。
お題は「大蛇」「クーデター」「雨」。
時間は結構かかった。
字数は882字。


では↓


――――――――――――――――――――――――――――――――――

「呆れた王だ、生かしておけぬ」
メロスは激怒した。そんなこともあった。

 何とも知らぬ罪で捕えられ、この狭い牢獄の中でずっと一人暮らしを余儀なくされてきた。牢獄に見学者が来ているときはまるで見せもののようだ。外には当然出られない。配給の食べ物の美味いとは言い難い。いつまでここにいることになるのだろうか。


 捕まってからもう何年過ぎたのだろうか。私はこのまま一生を終えるのだろうか? それは耐えがたい。もう一度、もう一度外の広い世界へ出て気ままに暮らしたい。


 もう我慢ならぬ。脱獄をして、仲間を集めて反乱を起こすのだ。きっと仲間たちもこの国にうんざりしているに違いない。ただの反乱ではない、私の仲間は身体が柔らかい者が多い。上手く潜入して王を人質に取ればよい。クーデターというものだ。それなら成功率はまずまずだろう。そうと決まれば呆けている時間は無い。善は急げ、というものである。次の配給の際に脱獄を試みよう。私の力があれば看守など恐れるには足らんのだ。


 事は思い通りに進んでいる。後ろから追手が来ているがそれくらいは想定の範囲内である。このままあの門を抜ける事が出来れば、念願の外界だ。外に出れば身を隠す茂みなどたくさんあるはずだ。



 どうしたものか。なかなか昔の仲間に会う事が出来ない。あまりに見切り発車すぎたか。当てもなく探すのは無謀すぎたか、情けない。そして食べ物もなかなか見つからない。追手が多すぎてまともに探せない。このまま餓死してしまうのだろうか。それは最悪の事態だ。





 まずい。非常にまずい。包囲された。武力行使するには相手が多すぎる。雨も降り出して来た。





 何と言う事だ。追手云々ではない。恐ろしい勢いの雨だ。このままだと流されてしまう。






 また捕えられてしまった。運が悪い。雨で流された末に追手の網にかかるとは。またあの牢獄暮らしが始まるのか。







「えー、先ほど『○△動物園の有名な大蛇、メロス君が脱走した』というニュースが入り、近隣住民の方には注意を呼びかけましたが、たった今メロス君は捕獲されました。何でもホースから大量の水を噴射して、水圧でその巨体を網の中へ流し込んだそうで………」


――――――――――――――――――――――――――――――――



どうだろ。

冒頭の「走れメロス」の引用はそっから思いついて創っていったんだけど、
そっから改編を続けるうちに全く意味が無くなっちゃったっていうw


クーデターってお題、
自分が出したんだけどこんなにネックになるとは思わなかったw

授業のときにはもっともっとオチの無い微妙な感じのを
俺が思いついたからみんなに迷惑はかけてないつもりだけど。





そうだ、タイトルとか微妙に変わったのお気づきでしょうか?
そういう意味の卵です。

別に恐竜がどうのとか、卵かけごはんとか。
そういうんじゃないです。
[2009/05/17 20:24] | 三題噺 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
更に三題噺。
お題はちょっと後回し。
多分言うと落ちがバレてしまう…。

時間はまた40分ほど。字数は784字。

――――――――――――――――――――――――――――

「これはこれは王様、お久しぶりですね。今日はどうします?」
マスターは深くお辞儀をしながら言った。
「顔を上げなさい、特別気にしなくていい。そんなことより、良い歌い手が入ったそうじゃないか。」

「ええ、そうです。昔の…名前が出てきません。王様ならご存知かもしれませんが、あるグループに似てますよ。」

 私は王様だ。でも偉ぶるのは好きじゃない。私はそんな立場にはない。こんなに国が平和で、栄えていられるのは私の力だけじゃないのだ。もちろん誇るべき家臣たちの実力もあっただろう。しかし極めつけは先代だか先々代だかが、あれを仕入れることに成功したおかげだ。十分な量を仕入れられるルートを確保するのは、なかなか大変なことだっただろう。あれを全国民に支給する。それだけで食糧危機も減り、争いも無くなった。

 彼らの演奏が終わった。
「これは良いな! 君たち、あの「Mr.Children」という昔のグループによく似ているよ。いや、実にいい曲だった。もしよかったら今夜王宮に来てみないかな?」

彼らは首を横に振った。まあいい。今日は仕入れの日だから忙しくなるだろう。仕入れの日は、何かと些細なことが大きな問題に発展しやすい。そろそろ王宮に戻って報告を待つことにしよう。

玉座に座って私は待っていた。先の演奏は懐かしい雰囲気がした。ここ最近無かったような曲だったな、と思う。そんな事を考えながら、私はあの…名前が出てこない。例の「魔法の薬」のような物を待っていた。

しばらくして扉が開くと同時に家臣の一人が入ってきた。
「王様、例の魔法が届きました!」

「おう、そうか。商人たちには最高のもてなしをしてやってくれ。私も魔法をかけ直したらすぐに向かう。国民への支給の準備も始めさせなさい。それと君。」

「はい、なんでしょう?」



「この『魔法の薬』、正式には何と言ったかな? 先ほど思い出せなかったんだが。」





「はぁ…、確か、『大麻』とか。」



――――――――――――――――――――――――――――



お題は「王様」「大麻」「Mr.Children」です。
まずミスチルは無理やりでごめんなさい。
固有名詞難しい。

あとやっぱ落ちが見えちゃうよね。
最初に出てたら。

でもやっぱりお題に落ちを絡めたいじゃん。
駄目かな?

明日も平日なのに…。
もう寝ます。


返信は↓


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[2009/05/13 00:44] | 三題噺 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top
「東京タワー」「幽霊」「一期一会」
三題話です。
一応二作目になりますか。
お題はタイトル。
時間は40分くらい。時数は940字くらいです。

では↓

――――――――――――――――――――――――――――――

「落ち込んだときにここに立つと、そんなことどうでもよくならない?」
 彼女はそう言った。あの日、僕はひどく思いつめていたんだ。誰かに傍にいて欲しかった。そんな時に彼女に会ってしまった。

 彼女は霊媒師だったらしい。年は僕と同じくらいに見える。若いのに、もう一人前だそうだ。急に声をかけられた。よっぽど落ち込んでいるように見えたのか、悪いこと続きだったからあるいは悪霊でも憑いていたのかもしれない。もっとも声をかけてきた時には、自分が霊媒師だとは言わなかったけれど。

「話聞かせてよ。多分君も楽になると思う。」
と言われたから話し始めてしまった。歩きながらいろいろな話をした。仕事の愚痴、別れた彼女、友人との行き違い…確かに話しているうちに気が楽になってきた。

 話が終わるころには東京タワーの展望台にいた。彼女が行こうと言ったのだ。場所が場所だから、カップルのように見られてたかもしれない。事実、僕らの距離はかなり近かった。そこから夜の景色をボンヤリと眺めていたら彼女がああ言ったのだ。

 確かにそんな気がした。「最高級の夜景」というものでは無いとは思うけれども、光の数だけ人がいて、その中には自分よりももっと多くの悩みを抱えている人もいて。それを思うとまだまだ頑張れるような気がした。

「ありがとう。おかげでスッキリした。」
タワーを降りてから僕はそう言った。心からの感謝も言葉にしたら薄っぺらくなった。彼女は「いいのよ」と言って、最後に霊媒師としての仕事をしてくれた。何でも、いい守護霊を憑けてくれたらしい。お代はいいと言われた。

「『一期一会』。私の大好きな言葉よ。一生に一度きりの出会い。多分君とももう会えないと思う。でも、だから今日は一緒にいる時間を楽しめた。私も君と一緒で楽しめたからお礼なんて要らないわ。じゃあ、また。もう会うことはないと思うけど、もし私より先に逝ったら、私のところに来るかしら?」
彼女は微笑みながら言った。幽霊は一生を終えたからか、と思いながら僕も彼女に別れを告げ、最後にもう一度お礼を言ってから歩きだした。

 また明日から頑張ろう。そう思いながら駅について気がついた。


一期一会、もう会うことはない。そういうことか。


幽霊になったら彼女のところへ行って悪戯してやる。





財布をスられた。


―――――――――――――――――――――――――――――――




ギャグ系のオチに行ってみたんだけどやっぱちょっと弱いですかね?

これからも続けられるといいな、と思います。
[2009/05/11 23:17] | 三題噺 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
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